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海外旅行前にたびレジの登録を!たびレジの登録をオススメする4つの理由

「海外旅行に出かける前に、たびレジへの登録をすすめられたけど、たびレジって何?登録は絶対に必要?」

この記事はたびレジという、ちょっと聞き慣れない言葉について、元CAのKonokaが4つのポイントに絞り、わかりやすく解説しています。

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こんにちは!元CAのKonokaです。

海外へ行く機会が多かった私たちですが、会社がたびレジに登録しており、渡航先に応じて、個人に安全情報が配信されていました。

海外は、日本のように治安がよいところばかりではないので、「自分の身は自分で守る」が鉄則です!

事前にたびレジからの安全情報で、テロが多発しているので気をつけるように、との情報を得たことで、人混みには近づかないなどの危険回避行動をとるようにしていましたよ。

それではまず、たびレジとは何なのかというところから、解説しますね(^^)

たびレジとは

たびレジとは、海外の旅先でいざという時に、現地の大使館や総領事館から緊急情報の提供を受けられる、外務省の海外旅行登録システムのことです。

たびレジに、渡航先や渡航期間、メールアドレスを事前に登録しておくことで、渡航先の信頼できる情報を日本語で受け取ることができるんですよ!

また、たびレジに登録するということは、外務省があなたがその地域にいるということを把握しているということにもなりますので、万が一大きなトラブルに巻き込まれてしまった時にも、素早い支援を受けられることになります。

登録は任意ですが、無料ですので、ご自身の安全のためにぜひ登録しておきましょう!

↓再生ボタンを押すと音が出ますので、音量にご注意くださいね!

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海外に3ヶ月以上滞在する予定がある場合には、たびレジではなく、在留届の提出が必要です。

たびレジへの登録は任意ですが、在留届の提出は法律で義務付けられています。

在留届は外務省のHPから、オンライン在留届を提出することができますよ!

たびレジから配信される安全情報

たびレジからは、渡航先の治安に関することや、災害、事故の情報がいち早く配信されます。

配信される現地の安全情報の一例
  • ひったくりやスリの注意喚起
  • 災害情報(地震、台風など)
  • 事故の発生(テロの発生、大規模な事故など)
  • デモの予定
  • 感染症の発生と注意喚起
  • 夜間外出禁止令の発表

海外旅行の際、たびレジに登録をオススメする4つの理由

海外旅行の際にたびレジに登録をオススメするのには、4つの理由があり、たびレジに登録することで、旅先での4つの安心を手に入れることができます!

海外では何が起こるか分かりませんので、安心はなるべくたくさんあったほうがいいですよね(^^)

  1. 旅先の安全情報を知ることができる
  2. 滞在中の最新情報を入手できる
  3. 現地での事故・災害時に素早く支援が受けられる
  4. 日本にいる家族も最新情報を入手できる

さっそく、ひとつずつ詳しくみていきましょう♪

1.旅先の安全情報を知ることができる

たびレジに旅程を登録することで、渡航先の安全情報を事前に入手することができます。

たとえば渡航予定の地域で、スリやひったくりが多発しているという情報があれば、あらかじめ手荷物を工夫するなどの対策ができますよね!

また、デモが予定されているという情報が得られれば、その日にその場所を避けるプランに変更するなど、万が一テロなどが起こった際に、巻き込まれないようにすることもできます。

2.滞在中の最新情報を入手できる

安全情報は、滞在中には特に、最新の情報を知っておきたいですよね。

たびレジでは、渡航先と日程に合わせ、タイムリーな情報がメールで届きます。

送られてくる安全情報メールは、現地の大使館や総領事館から日本語で送られてくるので、わかりやすく、正確な情報を得られます。

メールには、問い合わせ先として、渡航先の大使館や総領事館の連絡先が記載されていますので、万が一の場合にも安心ですね!

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大使館と総領事館は、合わせて「在外公館」と言われることもあります。

大使館は各国の首都に置かれ、総領事館はその支部のような機能として地方での役割を担っています。

どちらも、渡航先で日本国民を守ってくれる、心強い機関ですね!

3.現地での事故・災害時に素早く支援が受けられる

万が一、渡航先で自然災害やテロに巻き込まれてしまった場合、外務省はたびレジに登録されたデータをもとに、直ちに安否確認のための緊急連絡や支援を行ってくれます

日本とは勝手の違う海外の場合、緊急時には情報が錯綜し、本当に必要な情報がなかなか入手できなかったり、自分の無事を家族に伝える手立てがなかったりすることも考えられます。

たびレジへの登録は、そんな状況に陥った時にも安心ですよ。

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たびレジの利用者IDは、旅行終了日(帰国日)から30日(希望者は1年)経過すると自動的に削除されますので、その後の海外旅行の際には再度登録が必要になります。

4.日本にいる家族も最新情報を入手できて安心

たびレジの登録の際には、本人以外にもご家族や会社の同僚などのメールアドレスを追加登録することができ、本人と同じ情報を共有できます。

日本であなたの帰国を待つご家族はきっと、日本とは勝手の違う海外を旅行中のあなたを、心配しているはず。

たびレジで、渡航先の情報が共有され、何かあったときはいち早く連絡をもらえると分かれば、ご家族も安心してくれるでしょう(^^)

たびレジは、渡航予定がない人も登録できる

たびレジは、海外旅行の予定がなくても登録できます。

その場合は簡易登録となり、災害や事件発生時の安否確認などの緊急連絡は行われません

メールアドレスは10件まで登録でき、国や地域も複数で登録できます。

たびレジの簡易登録は、海外出張が多い社員の安全確認のためや、海外旅行関連の会社(旅行会社や保険会社など)が各国の最新の安全情報を得るためにも利用されています。

また、海外に住むお友達の住んでいる場所を登録しておいたり、気になる地域や行ってみたい国を登録しておき、その場所で起こっている情勢を知るなど、使い方はさまざま。

ひとまず、気になる国・地域を登録してみても良いかもしれませんね!(^^)

たびレジの登録は外務省海外安全情報のHPから

たびレジは無料で、とても簡単に外務省HPから登録できます。

たびレジの登録の際に必要な情報は、たったの5つだけ!

たびレジの登録に必要な情報
  1. 渡航国
  2. 渡航期間
  3. 名前(パスポートの氏名と同じ表記(ローマ字)で入力)
  4. メールアドレス
  5. 電話番号

登録が完了すると、利用者IDが発行されます。

あとから旅程の変更などがある場合は、HPからログインし、登録の変更を行えます。

渡航予定のない場合の簡易登録では、メールアドレスを入力し、情報の欲しい国や地域を選択するだけですよ!

外務省でたびレジの登録をする(外務省HPにとびます)

海外安全アプリも便利

スマートフォンには、外務省『海外安全アプリ』をダウンロードしておきましょう♪

この海外安全アプリでは、ネットワークに接続していなくても、各国・地域の緊急連絡先を確認できるようになっています。

海外安全アプリでできること
  • 海外の危険レベルを世界地図で視覚的に確認できる
  • スマートフォンのGPS機能を利用して、現在地および周辺国・地域の海外安全情報を表示できる
  • 任意の国・地域を「MY旅行情報」機能から選択することで、その国・地域に対する海外安全情報が発表された際に、プッシュ通知で受信できる
  • 各国・地域の緊急連絡先を確認できる
  • 海外旅行のトラブル回避マニュアルなど、お役立ち情報を見られる
 

【Apple製品をお使いの方】

PCの方

【Android製品をお使いの方】
 

PCの方

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海外安全アプリをダウンロードしただけでは、たびレジに登録したことにはなりません。

アプリの中からでもたびレジの登録、オンライン在留届の届け出ができるので、忘れずに登録しておきましょう♪

たびレジ まとめ

たびレジは、簡単に登録でき、無料で使える「安心のお守り」です。

海外では、「自分は大丈夫!」と思っていても、いつ何時、どんなことに巻き込まれるかわかりません。

たびレジの情報を参考に、積極的に危険な場所、時間を回避しましょう!

現地で、何か問題が起こった場合には、たびレジから送られてくるメールや安全情報アプリに記載されている、最寄りの大使館・総領事館に連絡してくださいね。

また、安全情報アプリも一緒にダウンロードしておけば、大使館・総領事館からのメールを一方的に受信するだけでなく、いつでも最新情報を確認できるので、さらに安心ですね!

万が一の備えをしっかりして、安全に海外旅行を楽しんでください♪

ABOUTこの記事をかいた人

Konoka

元JAL客室乗務員。京都府出身。

CA歴は12年、仕事とプライベートを合わせると訪れた国は、JALが就航しているアメリカ7都市なども含め20ヵ国以上。訪れてよかった土地は、ごはんがおいしい台湾と、すべてがおしゃれでショッピングが楽しいパリ。

趣味は音楽鑑賞、読書、飲む事、食べる事、料理。
海外旅行前に要登録!たびレジの登録をするべき4つの理由