アメリカン・エキスプレスとヒルトンの提携クレジットカード、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード(ヒルトンアメックス)の新規発行受付がついにスタートしました。
アメックスとヒルトンの提携クレジットカードは、アメリカ以外では日本が初ということで、ホテル関連の特典が期待できますよね!
そこでこの記事では、2021年3月9日から新規発行が開始されたヒルトンアメックスの内容について、詳しく解説していきたいと思います。
目次
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス(ヒルトンアメックス)とは?
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス(ヒルトンアメックス)とは、ヒルトンホテルの顧客プログラム「ヒルトン・オナーズ」とアメックスが提携したクレジットカードです。
利用ポイントは、ヒルトン・オナーズポイントとして貯まっていき、下記の2種類のカードが発行されています。
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード(ヒルトンアメックス・カード)
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(ヒルトンアメックス・プレミアムカード)
ヒルトンの提携クレジットカードには、三井住友カード発行の「ヒルトン・オナーズVISAカード」もありますが、2020年6月30日で新規入会の受付を終了。
現時点で、新規入会できるヒルトンの提携クレジットカードは、ヒルトンアメックスのみとなっています。
年間の宿泊実績やポイントに応じて、4段階の会員ステータスに分けられています。
ヒルトンアメックスに入会する際には、ヒルトン・オナーズの会員番号の入力が必須なので、まだの方はヒルトン・オナーズの公式サイトから無料登録しておきましょう。
登録は2分もあれば完了。レイトチェックアウトなど、登録後1泊目から利用できる特典もあるので、お得ですよ♪
年会費・家族カード
ヒルトンアメックスの年会費・家族カードは、それぞれ下記の通りです。
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プレミアムカードの年会費は、66,000円とかなり高額ですね!
基本カードとの差が大きいのですが、年会費の差額を払ってでもプレミアムカード会員になる価値があるのかどうか?
つぎのヒルトンアメックスの特典(メリット)で確認してみましょう(^^)
ヒルトンアメックスの特典(メリット)
ヒルトンアメックスの主な特典(メリット)は、下記のようになっています。
年会費 | ||
家族カード | ||
ヒルトン・オナーズ会員資格 | ※年間200万円以上のカード利用で、ダイヤモンド |
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ウィークエンド無料宿泊特典(継続特典) | ※カードの更新と年間150万円以上のカード利用が条件 | ※カードの更新で1泊、年間300万円以上のカード利用で2泊目を獲得 |
カード利用ポイント |
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ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの初年度年会費 | ||
アメックス会員特典 |
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それぞれの特典を、ヒルトンアメックス・カードと、ヒルトンアメックス・プレミアムカードに分けて説明していきますね!
ヒルトンアメックス・カード
ヒルトンアメックス・カードの主な特典はつぎの5つです。
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス
- 継続ボーナスとしてウィークエンド無料宿泊特典が最大1泊分
- ヒルトンホテルでのカード利用ポイントが、100円=3ポイントに
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの初年度年会費が10,000円に
- アメックス会員の特典
ひとつずつ内容を説明していきますね!
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス
ヒルトンアメックス・カード1つ目の特典は、ヒルトン・オナーズのゴールドステータスが付与されることです。
通常なら年間40泊(もしくは20滞在)が必要な超VIPステータスが、ヒルトンアメックス・カードを持っているだけで、自動的に取得できてしまいます。
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスになると、どんな特典が受けられるのかは、のちほど詳しく解説しますね(^^)
【継続ボーナス】ウィークエンド無料宿泊特典が最大1泊分もらえる
ヒルトンアメックス・カード2つ目の特典は、年間最大1泊分のウィークエンド無料宿泊特典です。
ただし、この特典を受けるためには条件があります。
- カードを更新する
- 年間カード利用額150万円以上
上記の条件を満たせば、毎年、世界中の対象ヒルトンホテル・リゾートのスタンダードルーム(2名1室)に1泊、無料で宿泊できます♪
ただし、ヒルトンアメックスの無料宿泊特典は、『ウィークエンド無料宿泊特典』となっており、金・土・日曜日の宿泊にのみ利用できるのが特徴です。
ウィークエンドで、対象の客室タイプ(スタンダードルーム)に空きがあれば、特典利用除外期間(ブラックアウト期間)なしで予約が可能。
世界中のヒルトンホテル& リゾートのほとんどが対象なので、非常に使いやすい特典とえいえるでしょう(^^)
実は、海外のホテルでは平日の方が稼働率が高く、週末は比較的空いていることが多いんです。
そのため、週末の客室料金の方が低く設定されていたり、特典利用は週末のみという外資系ホテルも珍しくありません。
週末にのんびりホテルを利用したい方にとっては、ラッキーですよね♪
ヒルトンホテルでのカード利用が100円=3ポイントに
ヒルトンアメックス・カード2つ目の特典は、ヒルトンホテルでのカード利用ポイントが1.5倍になることです。
通常のカード利用ポイントは、100円=2P。
これが、ヒルトンホテルで利用すると、100円=3Pになります。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの初年度年会費が10,0000円に
ヒルトンアメックス・カード4つ目の特典は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)の初年度の年会費が、通常25,000円から10,000円にディスカウントされることです。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンには、つぎのような特典があります。
- 宿泊料金が25%OFF
- レストラン割引最大20%OFF
- 毎年5,000円割引券2枚プレゼント
- 初年度シルバー・ステータスプレゼント
ほかにも、誕生日にバースデーケーキのプレゼントなど、うれしい特典も♪
HPJC入会時にヒルトンで使える5,000円割引券x2枚がもらえるため、10,000円の年会費を払っても、初年度は実質無料ですね!
アメックス会員の特典
ヒルトンアメックス・カード5つ目の特典は、アメックス会員としての充実した特典が使えることです。
アメックスは、旅行関連のサポートが手厚いことで知られているので、年に1度でも海外旅行をする方なら、利用価値が高いといえます!
- 海外旅行保険(利用付帯・家族特約つき)
- 空港ラウンジ(国内28か所&海外1か所・同伴者1名まで無料)
- 手荷物無料宅配サービス(空港→自宅・スーツケース1個)
- 海外旅行先での日本語サポート(グローバル・ホットライン)
ヒルトンアメックスの海外旅行保険は、旅行代金をヒルトンアメックスで支払うことで補償が受けられる利用付帯なので注意してくださいね!
また、傷害死亡保険金は最大3,000万円、傷害・疾病治療費用は最大100万円と少し心もとないので、ほかのクレジットカードの保険などと組み合わせた方が安心かもしれません。
30万円/年間限度額 100万円 ※免責金額3,000円 |
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ヒルトンアメックス会員が利用できる国内28か所&海外1か所の空港ラウンジは、マリオットアメックスのラウンジ一覧で確認できます。
※京都特別観光ラウンジは利用できません。
ほかにも、アメックス会員として、下記のようなサービスが受けられます。
- 空港パーキング
- 大型手荷物宅配優待特典
- 海外用レンタル電話
- 空港クロークサービス
- レンタカーの国内利用
それぞれの特典・サービスの詳細については、ヒルトンアメックスの公式サイトで確認できます♪
ヒルトンアメックス・プレミアムカード
つづいては、ヒルトンアメックス・プレミアムカードの特典です。
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス
- ダイヤモンドステータスの取得も可能
- 継続特典としてウィークエンド無料宿泊特典が最大2泊
- ヒルトンホテルでのカード利用は100円=7ポイント
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が初年度無料
- アメックス会員の特典
では、ひとつずつ見てきましょう!
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス
ヒルトンアメックス・プレミアムカード1つめの特典は、ヒルトン・オナーズのゴールドステータスがもらえることです。
これは、ヒルトンアメックス・カードのメリットと同じですね。
ダイヤモンドステータスの取得も可能
ヒルトンアメックス・プレミアムカード2つめの特典は、ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスへのハードルがいっきに下がることです。
毎年、1月から12月の1年間で合計200万円以上のカード利用をすると、達成年の翌年末までヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスが付与されます。
通常1年間に60泊(もしくは、30滞在)が必要な、ヒルトン・オナーズの最高ステータスが最短で手に入るので、ダイヤモンドステータスを目指す方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
ダイヤモンド会員の特典については、のちほど説明しますので少しお待ち下さいね(^^)
【継続特典】ウィークエンド無料宿泊特典が最大2泊もらえる
ヒルトンアメックス・プレミアムカード3つめの特典は、継続ボーナスとしてウィークエンド無料宿泊特典が最大2泊もらえることです。
ヒルトンアメックス・カードの無料宿泊特典を獲得するためには、年間150万円のカード利用が条件でしたが、プレミアムカードの場合は、毎年カードを更新するだけで1泊獲得。
さらに、年間300万円以上のカード利用をクリアすると、もう1泊(合計で2泊分)のウィークエンド無料宿泊特典がプレゼントされます!
ヒルトンホテルでのカード利用は100円=7ポイント
ヒルトンアメックス・プレミアムカード4つめの特典は、ヒルトンホテルでのカード利用ポイントが、通常100円=3ポイントから100円=7ポイントに大幅アップすることです。
ヒルトンホテルに1泊するだけで、大量のポイントが貯まりますね!
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が初年度無料
ヒルトンアメックス・プレミアムカード5つめの特典は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)の初年度の年会費(通常25,000円)が無料になることです。
ヒルトンアメックス・カードは、実質無料でしたが、プレミアムカードは本当に無料(^^)
ただし5,000円分の割引券2枚は、年会費の支払いを伴う新規入会と更新時の特典なので、こちらには適応されません。
詳細は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)の公式サイトをチェックしてくださいね!
アメックス会員の特典
ヒルトンアメックス・プレミアムカード6つめの特典は、アメックス会員としての特典です。
ヒルトンアメックス・カードに付帯するアメックス特典に加え、下記のサービスが利用できるようになります。
- 無料ポーターサービス
- 京都特別観光ラウンジの利用(同伴者1名まで無料)
- より手厚い海外旅行先での日本語サポート(オーバーシーズ・アシスト)
海外旅行保険はこちらも利用付帯ですが、補償額は最高1億円にアップし、航空便遅延費用補償もついています。
※免責金額3,000円 |
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カードが2種類あってややこしいので、もう一度、主な特典を一覧でまとめておきますね。
年会費 | ||
家族カード | ||
ヒルトン・オナーズ会員資格 | ※年間200万円以上のカード利用で、ダイヤモンド |
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ウィークエンド無料宿泊特典(継続特典) | ※カードの更新と年間150万円以上のカード利用が条件 | ※カードの更新で1泊、年間300万円以上のカード利用で2泊目を獲得 |
カード利用ポイント |
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ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの初年度年会費 | ||
アメックス会員特典 |
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ヒルトンアメックスのウィークエンド無料宿泊特典の対象ホテル
ヒルトンアメックス継続特典のウィークエンド無料宿泊特典は、ごく一部の対象外ホテルを除いて、世界中のほとんどのヒルトンホテル&リゾートで利用可能です。
ヒルトングループのホテルは18ブランド。世界118カ国に約6,100軒のホテルやリゾートがあり、コンラッドやキュリオコレクションなど、名前にヒルトンと付いていない隠れヒルトンホテルもたくさんあります。
日本国内にあるヒルトンホテルは下記の17軒で、すべてウィークエンド無料宿泊特典の対象ホテルとなっています。
- ヒルトンニセコビレッジ
- ヒルトン東京
- コンラッド東京
- ヒルトン東京お台場
- ヒルトン東京ベイ
- ヒルトン小田原リゾート&スパ
- ヒルトン成田
- 旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクション byヒルトン
- ヒルトン名古屋
- ヒルトン大阪
- コンラッド大阪
- ヒルトン福岡シーホーク
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリー by ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリー by ヒルトン那覇
- ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城
- ヒルトン沖縄瀬底リゾート
2021年9月16日には、アジア初となるヒルトンのラグジュアリーブランドホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」、2026年には「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」がオープン予定ということで、さらに特典の使い勝手がよくなりそうですね(^^)
ヒルトン・オナーズのゴールドステータスとは?
ヒルトンアメックスの主な特典、ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスになると、どのようなサービスを受けられるのでしょうか?
ヒルトン・オナーズの会員ランクの獲得条件と、主な特典を見てみましょう。
ステータス獲得条件/特典 | メンバー | シルバー | ゴールド | ダイヤモンド |
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獲得条件 ※いずれかひとつを満たせばOK | ||||
会員向け割引保証 | ||||
ボーナスポイント | ||||
特典滞在時のリゾート料金不要 | ||||
デジタルチェックイン&客室選択 | ||||
デジタルキー | ||||
客室&ロビーWi-Fi | ||||
2人目の宿泊無料 | ||||
レイトチェックアウト | ||||
ポイント譲渡・ポイントプール | ||||
スタンダードルーム特典(5泊目無料) | ||||
ボトルウォーター2本 | ||||
エリート会員の繰越特典 | ||||
客室のアップグレード | ||||
朝食無料 | ||||
無制限のマイルストーンサービス | ||||
エグゼクティブラウンジの利用 | ||||
ダイヤモンド会員資格の延長 | ||||
48時間客室保証 | ||||
エリート会員資格の贈呈 |
メンバーやシルバーステータスにも、便利な特典がたくさんありますが、ゴールド会員になると使えるようになる会員特典はつぎの4つです。
- 客室のアップグレード(エグゼクティブルームまで)
- 2名分の朝食無料
- 無制限のマイルストーンボーナス
- ボーナスポイント80%
VIP会員なだけあり、どれも価値が高い特典ばかりなので、ひとつずつ説明していきますね(^^)
客室のアップグレード
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの特典1つめは、客室のアップグレードです。
当日の空き状況にもよりますが、ワンランク上のエグゼクティブルームまでなら、無料でアップグレードしてもらえます。
エグゼクティブルームになると、ゴールド会員の特典には含まれない、ラウンジの利用が可能になります(^^)
2名分の朝食無料
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの特典2つめは、2名分の無料朝食です。
たとえば、コンラッド東京のスタンダードな朝食は1人3,900円なので、2人で朝食をいただいた場合、7,800円もお得に!
この朝食特典だけでも、ゴールド会員になる価値ありですね。
無制限のマイルストーンボーナス
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの特典3つめは、マイルストーンボーナスが無制限で獲得できることです。
マイルストーンボーナスとは、一暦年に一定の対象宿泊日数を達成するごとに、ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントがもらえるというもの。
通常40泊からボーナスポイントがもらえるところ、2021年は20泊からスタートなので、ボーナスポイントを貯めるチャンス(^^)
- 20泊→ +10,000 P
- 30泊→ +10,000 P
- 40泊→ +10,000 P
- 50泊→ +10,000 P
- 60泊→ +40,000 P
ボーナスポイント80%
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスの特典4つめは、すべてのヒルトン・オナーズ・ベースポイントに、80%のボーナスが加算されることです。
(1ドル=10ベースポイント)
ベースポイントは、エリートポイント(会員ステータス獲得のためのポイント)としてカウントされます。
つまり、ヒルトングループのホテルに宿泊して、ヒルトンアメックスで支払いをすると、
- カード利用ポイント(100円=3P/100円=7P)
- ヒルトン・オナーズ・ベースポイント(1ドル=10P)
- ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント(80%)
の3段階でポイントが貯まります♪
たとえば、宿泊料金30,000円のヒルトンホテルに宿泊して、支払いをヒルトンアメックスでしたとすると…
- カード利用ポイント→900P(プレミアムカードは2,100P)
- ヒルトン・オナーズ・ベースポイント→300P
- ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント→240P
合計1,440P(もしくは2,420P)
※1ドル=100円で計算しています。
やはりホテル提携のクレジットカードなだけあり、宿泊による獲得ポイント数は驚異的ですね!
ダイヤモンド・ステータスの特典
ヒルトンアメックス・プレミアムカードの場合、1月から12月の間に合計200万円以上カード利用すると、ゴールドよりワンランク上のダイヤモンド・ステータスを獲得することができます。
獲得したダイヤモンド・ステータスは、達成年の翌年末まで有効です。
ダイヤモンド会員だけが使える特典は、下記のようになっています。
- ボーナスポイント100%
- 無料客室アップグレード(1ベッドスイートルームまで)
- エグゼクティブラウンジの利用
- ダイヤモンド会員資格の延長
- 48時間客室保証
- エリート会員資格の進呈
- プレミアムWi-Fi
なかでも、スイートルームへのアップグレードや、ラウンジ利用の特典は大きいですよね!
ヒルトンアメックスで貯めたポイントの使い方
では、ヒルトンアメックスで貯めたポイント(ヒルトン・オナーズポイント)はどのような使い方ができるのでしょうか?
ヒルトンアメックスのポイントには、主につぎのような使い方があります。
ヒルトンホテル&リゾートの無料宿泊特典 |
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マイルに交換 | 40社以上の航空・鉄道パートナーのマイルに交換 |
体験特典 | コンサートやイベント、スパ体験など |
ショッピング&ダイニング特典 |
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レンタカー・クルーズ |
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ポイントのプールと譲渡 | 家族や友人とポイントを合算(最大10人まで) |
意外とたくさんありますが、マイル移行やギフト券・商品との交換など、無料宿泊特典以外の使い方は、ポイントの価値がいっきに下がってしまうので、正直おすすめしません(^^;)
ヒルトンアメックスで貯めたポイントは、無料宿泊特典に交換しましょう!
無料宿泊特典に必要なポイント数の目安
特典宿泊に必要なポイント数は、ホテルや客室タイプ、予約日などによって変動するので、一律のポイント数は決まっていません。
ちょっと面倒ですが、ヒルトンの公式サイトやアプリの空室検索で、その都度、必要ポイント数を確認する必要があります。
予約日はまだ決まっていないけど、「どれくらいのポイントが必要なのかな?」という方には、英語のみのサイトになりますが、Points Explorerというヒルトン・オナーズの公式ツールがおすすめです。
目的地の地名やホテル名を検索バーに入力すると、ホテルごとの、無料宿泊特典に必要な最低ポイント数と最高ポイント数が表示されます。
ちなみにヒルトン・オナーズの公式サイトには、5,000ポイントから宿泊が可能と書かれていますが、このツールによると、日本国内のヒルトンホテルの特典宿泊 は、最低20,000ポイント〜最高95,000ポイント。
実際にホテルの空室検索をしてみたところ、17,000ポイントから無料宿泊特典が利用できるホテルもありました(^^)
ヒルトンアメックスで貯めたポイントの有効期限
ヒルトンアメックスのポイントの有効期限は、ポイントの最終加算から15ヵ月間です。
年に1度でもヒルトンアメックスで支払いをしていれば、自動的に有効期限が延長されていくので、ポイントの有効期限は実質無期限といえます。
ヒルトンアメックスのポイント還元率
ヒルトンアメックスのポイントは、使い方によって、1ポイントあたり約0.2円〜1円(還元率0.2〜1% )の価値になるので、通常のカード利用をした場合…
- ヒルトンアメックス・カードの還元率:約0.4%〜2%
- ヒルトンアメックス・プレミアムカードの還元率:約0.6%〜3%
となり、もっともポイントの価値が高くなるのは、ヒルトンホテルの無償宿泊特典に交換したときです。
参考までに、ヒルトン東京とコンラッド東京の直近の土曜日の宿泊料金で、ポイントの価値を計算してみました。
まずはヒルトン東京から…
通常料金2,5500円の客室が60,000ポイントで予約できるので、1P=約0.4円の価値。
コンラッド東京は…
通常料金30,000円の客室が93,000ポイントなので、1P=約0.3円の価値となります。
必要ポイント数は変動しますが、ホテルごとに各客室タイプの最高必要ポイントが設定されているので、ポイントの価値をできるだけ高めるなら、より高級なホテルの、より客室料金が高い日が狙い目です。
ホテルによっては1P=1円を超えることもあります(^^)
ポイントが無駄なく使えて便利ですよね。
ヒルトンアメックスのマイル還元率
先ほどもお伝えした通り、ヒルトンアメックスのマイル還元率はよくありません。
とはいえ、気になっている方も多いかと思いますので、ヒルトン・オナーズポイントのマイル移行について簡単に説明しておきますね。
ヒルトン・オナーズポイントは、ANA・JALを含む40社以上の航空会社のマイルに交換可能です。
交換レートは、ほとんどの航空会社で10,000P=1,000マイル(1P=0.1マイル)。
よくても、10,000P=1,500マイル(1P=0.15マイル)となっています。
ANA | ||
JAL | ||
デルタ航空 | ||
アメリカン航空 | ||
ユナイテッド航空 | ||
ハワイアン航空 | ||
ブリティッシュ・エアウェイズ | ||
シンガポール航空 | ||
アラスカ航空 | ||
エミレーツ航空 | ||
カタール航空 | ||
エティハド航空 | ||
ヴァージン・オーストラリア航空 | ||
エールフランス航空/KLMオランダ航空 | ||
キャセイパシフィック航空 | ||
ガルーダ・インドネシア航空 | ||
カンタス航空 | ||
ニュージーランド航空 | ||
マレーシア航空 | ||
エアアジア BIG | ||
エバー航空 | ||
中国東方航空 | ||
フィリピン航空 | ||
海南航空 | ||
ジェットエアウェイズ | ||
アエロフロート・ロシア航空 | ||
アイスランド航空 | ||
トルコ航空 | ||
南アフリカ航空 | ||
SASスカンジナビア航空 | ||
フィンランド航空 | ||
サウジアラビア航空 | ||
ヴァージン・アトランティック航空 | ||
エチオピア航空 | ||
ユーロウイングス | ||
アエロメヒコ航空 | ||
アエロプラン(エア・カナダ) | ||
アムトラック | ||
フロンティア航空 | ||
ラン航空 |
1P=0.1マイルで計算した場合、通常のカード利用で貯めたポイントのマイル還元率は、
- ヒルトンアメックス・カード:0.2%〜0.3%
- ヒルトンアメックス・プレミアムカード:0.3%〜0.45%
という計算になります。
あくまでも、ヒルトンアメックスは、ヒルトンユーザーに特化したクレジットカードなので、「高級ホテルにも宿泊したいけど、マイルもガッツリ貯めていきたい!」「宿泊するのはヒルトン以外のホテルでもかまわない」という方には、Sマリオットアメックスをおすすめします。
ヒルトンアメックスのデメリット
ヒルトンアメックスの特典(メリット)やポイントについて一通り説明したところで、ヒルトンアメックスのデメリットをまとめておきますね。
ヒルトンアメックスの主なデメリットは、つぎの4つです。
- マイル還元率が低い
- プレミアムカードの年会費が高い
- 無料宿泊特典の獲得が条件付き
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費優待は初年度のみ
ひとつずつ説明していきます!
マイル還元率が低い
ヒルトンアメックスのデメリット1つめは、マイル還元率の低さです。
ヒルトンアメックス・カードのマイル還元率は0.2%〜0.3%、プレミアムカードでも0.3%〜0.45%。
一般的な航空会社の提携クレジットカードの還元率が1%前後なことを考えると、びっくりするほどの低さなので、陸マイラー向きでないことは確かでしょう(^^;)
ヒルトンアメックスで貯めたポイントの使い道は、無料宿泊特典への交換を全力でおすすめします!
プレミアムカードの年会費が高い
ヒルトンアメックスのデメリット2つめは、プレミアムカードの年会費が高いことです。
2年目以降は、ウィークエンド無料宿泊特典2泊で実質年会費は無料、家族カードも3枚まで無料なので、ヒルトンをよく利用する方にとってはコスパの良いカードではありますが、66,000円はちょっと考えてしまいますよね。
せめてプレミアムカードに、ダイヤモンド・ステータスが自動付帯だったら…(^^;)
無料宿泊特典の獲得が条件付き
ヒルトンアメックスのデメリット3つめは、継続ボーナスの無料宿泊特典の獲得が条件付きという点です。
継続特典としてホテルの無料宿泊特典が付いているクレジットカードでは、アメックスプラチナやマリオットアメックスが人気ですが、こちらはカードを更新するだけでもらえる特典となっています。
一方、ヒルトンアメックス・カードは、年間150万円以上のカード利用が必要。
ヒルトンアメックス・プレミアムカードは、1泊目は更新するだけでもらえますが、2泊目を獲得するためには年間300万円以上の利用が必要です。
どちらも、メインカードとして使っていれば、達成不可能というわけではありませんが、サブカードとしてヒルトンアメックスへの申込みを考えている方にとっては、せっかくの特典が利用できない可能性も…。
申し込みを決める際には、年間のカード利用額がどれくらいになるのかが鍵になります!
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費優待は初年度のみ
ヒルトンアメックスのデメリット4つめは、カード入会2年目からはヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が有料になるという点です。
宿泊料金25%OFFなど、ヒルトンユーザーにとってメリットが大きいヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンなので、年会費が無料(もしくは実質無料)でなくなるのは残念ですよね。
ヒルトンアメックスの入会キャンペーン
最後に、ヒルトンアメックスに入会するなら、できるだけお得に入会したいで!というわけで、ヒルトンアメックスの紹介プログラムや入会キャンペーンについて調べてみました。
残念ながら、ヒルトンアメックスはまだ新しいクレジットカードなので、紹介プログラム(紹介キャンペーン)は実施されていません。
しかし!入会キャンペーンを活用すれば、いきなり無料宿泊特典に交換できるほどの大量ポイントを獲得できます!!
入会初年度はウィークエンド無料宿泊特典がないので、ぜひ入会キャンペーンでボーナスポイントを獲得しましょう♪
ヒルトンアメックス・カードとヒルトンアメックス・プレミアムカード、それぞれの入会キャンペーンの内容はつぎのようになっています。
ヒルトンアメックス・カード
ヒルトンアメックス・カードの入会キャンペーンは、カード利用ポイントに加え、合計25,000ポイントのボーナスポイントが獲得可能です。
ボーナスポイントの獲得条件と、獲得ポイント数は下記のように4段階になっています。
入会ボーナス | |
入会1ヶ月以内に10回の カード利用 ※1回の利用は1,000円以上 | |
入会3ヶ月以内に30万円以上の利用 | |
入会6ヶ月以内に 75万円以上の利用 | |
75万円分の利用ポイント15,000P(100円=2P) と合わせると、合計で40,000P!
<small>※公共料金の支払いなどは、ポイントが通常の半分になるので注意です。</small>
先ほどのPoints Explorerで40,000Pで特典宿泊が可能な日本国内のヒルトンホテルを調べてみると、国内17軒中6軒がヒット!
ランダムに選んだダブルツリーbyヒルトン那覇首里城の直近の土曜日の客室料金を調べてみると、1室4名のツインルームが8,000円。
20,000Pで予約可能なので、2泊できてしまいますね♪
入会キャンペーンでしっかりボーナスポイントを獲得すれば、ウィークエンド無料宿泊がない入会初年度でも、年会費を実質無料にできますよ!
ヒルトンアメックス・プレミアムカード
一方、ヒルトンアメックス・プレミアムカードの入会キャンペーンの合計獲得可能ボーナスポイントは、なんと合計75,000ポイント!
入会ボーナス | |
入会1ヶ月以内に10回の カード利用 ※1回の利用は1,000円以上 | |
入会3ヶ月以内に30万円以上の利用 | |
入会6ヶ月以内に150万円以上の利用 | |
もちろん、150万円分の利用ポイント45,000P(100円=3P)も貯まるので、合計で120,000P!
コンラッド東京やコンラッド大阪などのラグジュアリーホテルの繁忙期(最高95,000P)でも、余裕で無料宿泊できますね。
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・カード(ヒルトンアメックス)のまとめ
今回は、2021年3月9日に新規発行が開始された、ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス・カード(ヒルトンアメックス)について、お伝えしてきました。
結論としては、ヒルトンをよく利用する方で、ヒルトンアメックスをメインカードとして使っていく方にとっては、魅力的な特典が多く、非常にコスパの高いカードといえます。
- ヒルトンホテルをよく利用する
- ヒルトンホテルでVIP待遇を受けたい
- 年間のカード利用額が150万円、もしくは300万円以上
- ダイヤモンド会員を目指している(プレミアムカード)
逆に、ポイントの使い方が、ヒルトンホテルへの無料宿泊特典のほぼ一択なので、ヒルトンを利用しない方にとっては、あまり魅力的なクレジットカードではないかもしれません。
- ヒルトンホテルに宿泊しない
- マイルをガッツリ貯めていきたい
- 宿泊以外の特典にポイントを交換したい
ヒルトンアメックス・カードにするか、ヒルトンアメックス・プレミアムカードにするかで迷っている場合は、年間のカード利用額がひとつの判断材料になります。
- 150万円以上→ヒルトンアメックス・カード
- 300万円以上→ヒルトンアメックス・プレミアムカード
どちらのカードも、継続特典のウィークエンド無料宿泊特典だけで、年会費を実質無料にできるコスパ抜群のカードです。
ヒルトンの上級会員としての特典を楽しみながら、ヒルトン・オナーズポイントを効率よく貯めていきましょう。
ヒルトンアメックスの新規申し込みは、アメックス公式サイトで受付中です。
同じく、ホテル提携のアメックスカード「マリオットアメックス」を愛用する私としては、どちらがお得なのかも気になるところ(^^)