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これだけ読めば大丈夫!絶対に失敗しない国際線飛行機の乗り継ぎ方法【保存版】

国際線の飛行機で初めての乗り継ぎ…

「飛行機の乗り継ぎ先の搭乗手続きってどうなるの?」
「荷物はどこまで預かってもらえるの?」

などなど、やっぱりいろいろと不安になりますよね!

こんにちは!
関西国際空港で6年間グランドスタッフとして、お客様の搭乗手続きを担当してきた春木です(^^)

国際空港で働いた経験から、【国際線の飛行機の乗り継ぎ方法】なら、お任せください!

ここでは私の長年のグランドスタッフとしての経験をもとに、

  1. 乗り継ぎ便を予約する前に確認すること
  2. 出発空港で搭乗手続き時に確認すること
  3. 乗り継ぎの経由地で確認すること

といった、国際線の飛行機を乗り継ぐ際の、注意点と流れを解説していきます!

事前に注意すべきポイントを知っておいて、当日は安心して出発出来るよう、こちらの記事を参考にしていただけると嬉しいです(^^)

ではまず、乗り継ぎ便の種類について確認していきましょう!

飛行機の乗り継ぎ便の種類

飛行機を乗り継ぎ便には、以下の2つのケースがあります。

  1. 乗り継ぎ便
  2. 経由便

この2つは、同じように聞こえるかもしれませんが、実際は意味が違うんです。

ややこしいですよね…わかります(^^;)

でもそれぞれ、飛行機の乗り継ぎの際に必要な対応が違ってくるので、しっかり違いを把握しておきましょう!

まずは、「乗り継ぎ便」から詳しく説明していきます。

乗り継ぎ便

「乗り継ぎ便」とは、目的地以外の空港でいったん飛行機を降りて、新たに目的地へ向かう飛行機に乗るケースのことをさします。

乗り継ぎ先の飛行機が同じ航空会社であっても、別の航空会社であっても、飛行機を乗り換えば、「乗り継ぎ便」です。

ハブ空港である、香港国際空港経由の乗り継ぎ便を例にあげてみましょう。

日本から香港経由でバンコクに行く場合

日本から飛行機に乗り、香港まで行く

香港で飛行機から降りる

別の飛行機に乗り換える

目的地のバンコクに到着

このパターンが、「乗り継ぎ便」です!

つまりポイントは、乗継便=違う飛行機に乗り換えるという点です。

経由便

経由便とは、目的地までの途中で、いったん別の空港に着陸し、また同じ飛行機で目的地まで向かうケースをさします。

途中の空港でいったん止まる理由は、そこで燃料や機内食などの物資を補給したり、機体整備を行うためです。

triko
経由地から、新しいお客様を乗せて出発することもあります。

その場合は、待ち時間の長さによって、飛行機の中で待機したり、空港のトランジットエリアで待つことも(^^)

つまり、経由便=同じ飛行機であることがポイントです!

予約時にも「経由便」であることが表記されていますし、入国審査や預け荷物の受け取りは必要ありませんので、ご安心ください(^^)

ただ飛行機を一旦降りる必要がある場合は、手荷物の管理に気をつけましょうね!

では続いて、飛行機を予約する際の注意点を、ご説明していきます!

乗り継ぎ便の予約時に確認すること

乗り継ぎがある飛行機の予約をする前に、確認しておきたいポイントが2つあります。

国際線の乗り継ぎ時に確認しておきたいこと
  1. 乗り継ぎに必要な最低時間(MCT)を満たしているか
  2. トランジットビザは必要かどうか

これらを事前に調べておかないと、乗り継ぎ便に乗れないこともあるので要注意です!

それではまず、乗り継ぎに必要な最低時間(MCT)についてご説明していきますね。

乗り継ぎに必要な最低時間(MCT)は?

飛行機の乗り継ぎに必要な最低時間(Minimum Connecting Time = MCT)というものが、各空港で定められています。

乗り継ぎ先の空港では、このMCTが何時間あるのかを、必ず確認してから予約を取るようにしましょう!

ウィーン国際空港のゲート

大きな空港の場合、乗り継ぐ会社によってターミナルが違うことがあります。

その場合は空港内での移動距離が長くなりますので、MCTよりも余裕をもって予約することが大切です!

triko
元々のMCTが足りないと、飛行機の遅延などで乗り継ぎ便を逃してしまっても、航空会社からの補償は受けられないので、気をつけてくださいね!

通常、同じ航空会社で一度に予約を取る場合、MCTを満たしていないと乗継便の予約ができないようになっているので、あまり心配する必要はないでしょう。

ただし、ご自身で別々の航空会社を予約する場合は、乗り継ぎに必要な最低時間(MCT)に、十分注意してくださいね!

トランジットビザは必要?

飛行機の乗り継ぎをする国によっては、トランジットビザが必要になることがあります。

次のようなケースでは、いったん乗り継ぎ先で入国をして、荷物の引き取りや搭乗手続きをする必要が出てきます。

  • 乗り継ぎの空港で荷物の預け直しをする場合
  • 出発空港で、乗り継ぎ分の搭乗券が発券されなかった場合(乗り継ぎ先がLCCの場合など)

上記のようなケースで、国によってはトランジットビザ(通過査証)が必要になります。

トランジットビザ

日本のパスポートは海外からの信頼度が高く、ほとんどの国にビザ無しで入国が可能です。

しかしご自身の乗り継ぎ先が、トランジットビザを要する場合は、忘れずに申請するようにしましょう!

「もしかしたら、トランジットビザが必要かもしれない!」という方は、トランジットビザの記事ものあわせて読んでみてくださいね♪

トランジットビザの申請方法や、注意点などを詳しく解説しています(^^)

トランジットビザ

トランジットビザとは?乗り継ぎでトランジットビザが必要な国と申請マニュアル

2019-05-17

出発する空港でチェックイン時に確認すること

当日、出発する空港の搭乗手続きカウンターで、確認したいポイントは下記の2つです。

  1. 乗り継ぎ便の搭乗券を受け取る空港は、どこの空港なのか?
  2. 荷物の預け直しは必要?

こちらの2点を出発する空港の搭乗カウンターで確認すれば、乗り継ぎ先でも安心して過ごせますよ^^

では、それぞれ順に、もう少し詳しく説明していきますね!

どこの空港で、乗り継ぎ便の搭乗券を受け取るの?

出発する空港で搭乗手続きを行う際には、乗り継ぎがあることを忘れずにスタッフに伝えましょう!

そうすると、乗り継ぎ分の搭乗券がどこで受け取れるかも、この時に教えてもらえますよ(^^)

同じ航空会社を利用する場合は、乗り継ぎ分の搭乗券まで受け取れます。

その場合は乗り継ぎ先で、あらためて搭乗手続きをする必要はありません。

しかし別々の航空会社で予約した場合は、日本の空港を出発する際に、乗り継ぎ分の搭乗券が発券されないことがあります。

出発地で乗り継ぎ便の搭乗券がもらえなかった場合は、経由地で乗り継ぎカウンター(transfer counter)に行くか、一度入国して、乗り継ぐ航空会社のカウンターで搭乗手続きをする必要があります。

飛行機乗り継ぎ時に、荷物の預け直しは必要?

空港カウンターのベルトコンベアーの上に置かれた荷物

出発空港での搭乗手続き時に、乗り継ぎ空港で荷物の預け直しが必要かどうかも確認しましょう。

荷物の預け直しが必要なのに、経由地で荷物の引き取りを忘れてしまうと、目的地に到着したのに荷物が届いていない…ということになってしまいますので、要確認です!!

国際線乗り継ぎは、預けた荷物の扱い方に注意!』で、国際線乗り継ぎの際の預け入れ荷物について、詳しく解説しているので、あわせて読んでみてくださいね。

空港の手荷物カウンター

国際線乗り継ぎ(トランジット)は、預けた荷物の扱いに注意!

2020-02-05

乗り継ぎ空港でトランジット時に確認すること

無事に日本を出発して乗り継ぎ空港に到着したら、まず確認するのは、つぎの2点です!

  1. 空港の案内板
  2. 乗り継ぎ便の搭乗口

海外の空港では、英語表記ばかりで不安になりますよね(>_<)

そんな不安が少しでもなくなるよう、覚えておくと便利な案内板の英語表記や、乗継便の搭乗口を確認する方法について説明していきます。

ではまず、海外の空港を経由する際によく見る英語表記をチェックしていきましょう♪

空港の案内板の英語表記

到着の英語看板

乗り継ぎ空港でよく見かける案内板の英語表示には、下記のようなものがあります。

もし英語が苦手な方は、下の画面をスクショ(画面を保存)しておくといいかもしれません!

  • Transfer/Connecting Flights:乗り継ぎ
  • Passport Control/Immigration:入国
  • Baggage Claim:荷物受け取り
  • Security Check:手荷物検査場
  • Currency Exchange :外貨両替
  • Departures:出発
  • Arrivals :到着
  • International : 国際線
  • Domestic :国内線

また、搭乗口・搭乗時間が表示されている案内板では、下記のような表示もあります。

フライト情報の英語案内板
  • Boarding Gate:搭乗口
  • Boarding Time:搭乗時間
  • Gate Changed :搭乗口変更
  • Delayed:遅延
  • Cancelled:欠航
  • Boarding:搭乗中
  • Last Call:搭乗最終案内中
  • Gate Closed:搭乗締め切り

次に、乗り継ぎ空港でトランジット時に確認することの、2つ目です。

乗り継ぎ便の搭乗口を確認する

トランジットエリアに到着したら、まずは次に乗る飛行機の搭乗口を確認しましょう。

日本を出発する際に受け取った乗り継ぎ分の搭乗券に、すでに搭乗口が書かれていることもありますが、搭乗口は変更するがよくあります。

必ず案内板で、最新情報を確認してくださいね!

では次は、経由地でどのような流れで、搭乗口まで進めばよいのかをご説明していきます。

経由地での乗り継ぎ方法

経由地に到着してどのような流れで搭乗口まで進むかは、一度入国が必要かどうかによって変わってきます。

ここからは経由地での乗り継ぎ方法を、入国が必要でないケースと必要なケースに分けてご説明していきます!

飛行機を降りてから、乗り継ぎ便の搭乗口に向かう場合

まずは、荷物も搭乗券も最終目的地まで手続きが済んでいて、入国が必要でない場合。

乗り継ぎの空港に到着したら、「Transfer / Connecting Flights(乗り継ぎ)」と表示された案内板に向かって移動します。

乗り継ぎの英語案内板

Transfer / Connecting Flightsが乗り継ぎを意味します。

この時に、他の乗り継ぎをしない人達と一緒に「Passport Control(入国審査)」に進まないようにしましょう!

「Transfer / Connecting Flights(乗り継ぎ)」へ進むと「Security Check(手荷物検査場)」に到着。

triko
「Security Check(手荷物検査場)」では、日本を出発したときと同じように手荷物検査を受けなければなりません。

100mlを超える容器は没収されるので、乗り継ぎがある際は、免税店や機内での液体物購入に気を付けましょう!

手荷物検査を抜けると、搭乗口のある搭乗ターミナルに到着です(^^)

次に、一度荷物の引き取りが必要だったり、入国が必要な場合の流れをご説明します。

飛行機を降りて一度入国してから、搭乗口に向かう場合

乗り継ぎ地で飛行機を降りて、いったん入国が必要になるのは、以下の場合です。

  • 出発空港での手続きで、預け荷物を経由地で引き取る必要があると分かった場合
  • 出発空港での手続きで、乗り継ぎ分の搭乗券が発券されず、乗り継ぎ地の空港カウンターで、改めて手続きが必要な場合

飛行機から降りたら、まずは「Immigration(入国)」または、「Arrivals(到着便)」と書かれた案内板に向かって移動します。

入国審査の英語案内

Immigrationが入国・入国審査などを意味します。

Immigrationで入国審査を受けた後、「Baggage Claim(荷物受け取り)」で荷物を受け取り、到着出口から出ます。

その後、次に利用する航空会社のチェックインカウンターで荷物を預けて、再度手荷物検査⇒出国手続き⇒出発ターミナルへ出られます。

少しややこしいので、まとめておきます!

乗り継ぎ地にいったん入国する場合の流れ
  1. 飛行機から降りる
  2. 「Immigration(入国)」または「Arrivals(到着便)」
  3. 「Baggage Claim(荷物受け取り)」
  4. チェックインカウンター(※荷物を預け入れる)
  5. 手荷物検査
  6. 出国手続き
  7. 出発ターミナル(ゲート番号を確認して搭乗口へ!)

一度入国が必要か必要でないかで、経由地での流れがまったく異るので注意しましょう!

説明が長くなってしまいましたが、ここまで来ればあとは次の飛行機の搭乗開始を待つばかりです(^^)

ここからは補足として、経由地での過ごし方についてご紹介します。

経由地の空港での過ごし方

「無事にトランジットエリアに到着して、搭乗口の確認も完了!後は飛行機の搭乗開始時刻を待つだけ!」

となると、かなり安心できますよね(^^)

ただ、この乗り継ぎの時間が長い場合もあり、どう過ごしていいのかわからない…ということもあるかもしれません。

海外の空港での過ごし方も、日本の空港を出発する時と同じように、免税店やレストランなどで買い物やショッピングが楽しめます。

ドバイ空港の免税店

シャワー室や、仮眠がとれるような施設がある空港もありますよ(^^)

また乗り換えの時間がかなり長い場合は、経由地に入国して、観光することも可能です。

triko
入国にはビザが必要な場合もありますが、条件を満たしていれば観光に出るのもいいですね。

乗り継ぎで利用されることが多い大きな空港では、乗り換えの旅客を対象にした観光ツアーも提供されていますよ。

このように空港での楽しみ方は色々ありますが、乗り継ぎの飛行機に乗り遅れないよう、時間には余裕をもって行動しましょう!

もしそれでも飛行機に乗り遅れたら…万が一の時のために、次はそんな時の対応についてご説明していきます。

万が一、乗り継ぎ便に乗り遅れた場合

もし飛行機が遅延してしまい、乗り継ぎに失敗してしまったら、本当に焦りますよね(><)

原因が航空会社の場合は、航空会社が他の便を用意してくれます。

たとえば、機材トラブルやスケジュール調整などで到着が遅れた場合です。

ではそうではない場合、たとえば搭乗口に着くのが遅くて、飛行機に乗り遅れてしまったような場合は、どうしたらよいのでしょうか?

個人で予約した場合

ご自身で航空券を予約していた場合は、購入したチケットの規定により、次の飛行機に変更できるかが決まっています。

ご自身が購入した航空券については、乗り継ぐ航空会社のスタッフに確認してみましょう。

格安航空券の場合は変更ができない航空券がほとんどで、その場合は新しく航空券を購入する必要があります。

新しい航空券は高額になることが多いので、乗り遅れがないよう、乗り継ぎ時間には十分に余裕をもって行動してくださいね。

旅行会社を通して予約した場合

旅行会社を通してツアーなどを予約している場合は、まず旅行会社に連絡を取ってみましょう!

旅行会社を通して購入されたチケットについては、航空会社側では詳細がわからないことがよくあります。

またほとんどが格安航空券のため、新しい航空券の購入を勧められることが多いでしょう。

ただ、日本の旅行会社を通してのツアー購入ですと、なんらかの補償を受けられる場合もあります。

ですので、一度旅行会社に連絡をして次の対応について相談してみてくださいね。

【国際線】飛行機の乗り継ぎ方法まとめ

この記事では、国際線の乗り継ぎ方法について、「予約する前」、「搭乗手続き時」、そして「経由地」にてそれぞれ確認するポイントをご説明してきました。

  1. 予約時には、乗り継ぎに必要な最低時間(MCT)を満たしているか確認する
  2. 搭乗手続き時には、乗り継ぎ便の搭乗券と荷物の引き取り空港を確認する
  3. 経由地での乗り継ぎは、時間に余裕をもって行動し、必ず搭乗口の確認をする

これらのポイントをしっかり押さえて、素敵な空の旅を楽しんでくださいね♪

ADVISORこの記事を監修した人

Asumi

元ANA客室乗務員。高知県出身。
大学在学中に友人とバックパックでヨーロッパ一周など、これまで仕事を含め、旅した国は25ヵ国。結婚後1年間は沖縄の石垣島で過ごし、2児の母。
元客室乗務員としてのホスピタリティと、その豊富な旅行経験をもとに、トリップアテンダントでライター・監修者として活動。

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絶対に失敗しない!飛行機の乗り継ぎ方法